消防署から「改善計画書を出してください。」
と言われました。何をしたらいいのでしょうか?
消防署の立入検査が終わった後、担当者からこんな説明を受けたことはありませんか。
「指摘事項がありますので、改善計画書を提出してください。」
突然そう言われても、多くの方は戸惑います。
「改善計画書って何?」
「決まった様式があるの?」
「全部すぐに改修しないといけないの?」
「提出しなかったらどうなるの?」
実際に、私のもとへ寄せられるご相談の中でも非常に多い内容です。

改善計画書とは?
改善計画書とは、消防署から指摘を受けた事項について、
「いつまでに」
「どのような方法で」
「どのような順番で」
改善を進めていくのかを消防署へ示す書類です。
つまり、「改善する意思」と「具体的なスケジュール」を示すためのものです。
消防署は、「すぐに全部直しなさい」と言っているわけではありません。
もちろん、人命に重大な危険を及ぼす違反については早急な改善が必要ですが、違反内容や建物の状況によっては、計画的に改修を進めることが認められるケースもあります。
「全部すぐに改修」って、できます?
例えば、
・自動火災報知設備の新設
・誘導灯の増設
・非常放送設備の改修
・屋内消火栓設備の改修
これらの工事は、多額の費用がかかることがあります。
建物によっては数百万円、場合によっては一千万円を超える工事になることもあります。
そのため、建物所有者や事業者にとっては、
「すぐには対応できない。」
というケースも珍しくありません。
だからこそ重要になるのが改善計画書です。
消防署と協議を行い、優先順位を整理しながら現実的な改善計画を立てていくことが大切になります。
改善計画書に記載する主な内容
例えば、
・改善する項目
・改善方法
・着手予定時期
・完了予定時期
などの項目があり、具体的に「いついつまでにこれらの不備を改修する予定です。」のようなものを記載します。
放置することが一番危険です。
立入検査の通知書を受け取ったあと、
「忙しいから後で。」
「そのうち対応しよう。」
と放置してしまう方もいらっしゃいます。
しかし、改善の意思が見られない場合には、消防署から再度の指導を受けることもあります。
大切なのは、できないことを隠すことではなく、「どのように改善していくのか」を誠実に示すことです。
一人で悩まず、まずはご相談ください。
私は、防災行政書士であると同時に消防設備士でもあります。
そのため、
・改善計画書の作成支援
・消防署との協議
・消防設備の改善方法の検討
・設備業者との調整
まで、一貫したサポートが可能です。
改善計画書は、単なる提出書類ではありません。
これから建物を安全な状態へ改善していくための「ロードマップ」です。
消防署から改善計画書の提出を求められ、
「何から始めればいいのかわからない。」
そんな時は、一人で悩まず、お気軽にご相談ください。
適切な手続きと計画づくりをお手伝いし、建物の安全確保と円滑な改善をサポートいたします。
