消防士のセカンドステージ③~安全を設計するということ~

消防職員として勤務していた頃、私は多くの火災や救急現場を経験しました。

消防設備士として働くようになってからは、建物や施設の安全を守るための設備設計や点検業務に携わってきました。

そして行政書士として新たなスタートを切った今、改めて感じていることがあります。

それは、

「事故や災害は、起こってから対応するより、起こる前に防ぐことの方がはるかに大切である」

ということです。

消防職員時代は、火災や救急事案が発生した後に現場へ向かいました。

消防設備士になってからは、火災が起きたときに被害を最小限に抑えるための設備を整える仕事をしてきました。

そして今、行政書士として取り組みたいのは、そのさらに一歩手前です。

施設が安全に開設されること。

法令に適合した状態で運営されること。

職員が防災について正しい知識を持つこと。

避難訓練が形だけではなく、実際に役立つものになること。

そうした「安全の土台づくり」に関わりたいと考えています。

特に福祉施設や介護施設では、高齢者や障害のある方など、自力で避難することが難しい方々が生活されています。

だからこそ、消防設備だけでなく、日頃の防火管理や職員教育、避難体制づくりが重要になります。

私は行政書士として申請手続きを行うだけではなく、消防設備士としての知識と経験、そして元消防職員としての現場感覚を活かしながら、施設全体の安全づくりを支援していきたいと思っています。

これから日本は少子高齢化がさらに進み、福祉施設や介護施設の役割はますます大きくなるでしょう。

その一方で、防災や安全管理を担う人材は決して十分とは言えません。

だからこそ私は、自分がこれまで培ってきた経験や知識を地域社会のために役立てたいと考えています。

消防職員として守ってきた命。

消防設備士として支えてきた安全。

そして、防災の専門家として支援する施設の安全運営

それらはすべて別々のものではなく、「安全を設計する」という一つの理念につながっています。

私のセカンドステージは、自分のための挑戦ではありません。

施設利用者の皆さま、働く職員の皆さま、そして地域の皆さまが安心して暮らせる環境づくりに少しでも貢献すること。

それが私の目指す未来です。

これからも Safety Design 防災行政書士事務所は、「安全を設計する」という理念のもと、一歩ずつ歩んでいきたいと思います。

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